2015年10月3日土曜日

1日2食と週1プチ断食ダイエットのすすめ



日本では、健康でいるには、朝食を食べることが大切とされていますが、私の経験から言っても朝食は食べなくても健康を害しないということは言えると思います。

昔と違って、今は夜型の生活を送っている人が多いと思うし、夜遅くまで何かを食べているので、朝起きたときは、お腹がすいた状態ではなく、どちらかというと何も食べたくない気分です。もし、昔の農家の人が早朝から働いていたように、朝一で長距離のジョギングやエクササイズをする人は別として、ただ朝起きて会社に通勤するだけだったら、コーヒー一杯飲めばそれで充分だと思います。会社についたら、又何か軽いもの、例えば、フルーツとかナッツとかをつまめばいいのです。

個人差もあると思いますが、私の場合は、一日3食をしっかり食べると食べ過ぎ感があって、身体がだるくなってしまいます。だから、今は、昼食に限りなく近い時間の朝食と夕食だけにしています。どうしてもお腹がすいてがまんできなくなったら、フルーツやチョコレートなどの軽いスナックを間食にとります。

今のところ、一日2食の他に、土曜日にプチ断食ダイエットをしています。毎週土曜日の午前中はジムで親御さんがエクササイズしている間、子供の世話をするボランティアをしています。朝9時から始まるので、朝は、家を出る前にコーヒーを飲んで、時間があるときは、バナナを1本子供たちと一緒に食べます。子供がバナナを欲しがることもあるので、そのときは、半分くらいあげちゃいます。

ボランティアが12時に終わって、その後、少し離れた場所で午後1時から、ホットヨガのクラスが始まります。ホットヨガをやっている間は大量に水を飲みます。2時半くらいにホットヨガが終わったら、水泳を30分から1時間くらいします。その後、シャワーを浴びて、マッサージの椅子に座って30分くらいマッサージを受けて血液の循環をよくします。



この間は、不思議なことに、次から次へとやることがメジロ押しで、水も大量に飲んでいますから、ほとんど空腹感を感じません。

今のところ、週に一度の土曜日だけですが、朝から夕方までバナナ以外はほとんど何も食べないようにしています。最初はお腹がすいてとてもつらかったのですが、そのうち慣れてきました。次の日は体重が1キロくらい減っています。

最初の頃は、翌日の日曜日に土曜日に食べなかった分だけ食べてしまってリバウンドがきて失敗しました。これで、次の日にその反動でいつもより余計に食べてしまうと、体重は元に戻ってしまいますので、食事と食事の間隔を長めにとって、お腹を空かせる習慣をつけて、空腹時間をどんどん長くしていくと必ず減量に成功します。

週に一度のプチ断食ダイエットには、2つの効果が期待できます。痩身効果とデトックス効果です。

食べ過ぎると、使われなかった余分なカロリーは、脂肪となります。カロリー摂取を減らすことによって、今度は、身体に蓄積された脂肪がエネルギー減として使われます。脂肪が燃焼すれば、当然ながら、痩身効果がもたらされます。

私はこのプチ断食を続けて、体重がリバウンドしなくなってから、3か月で10cmウエストが細くなりました。それだけ体内にたまっていた脂肪が燃焼したということです。エクササイズだけでは、なかなか細くならなかったのですが、定期的にプチ断食をして、それが成功するようになってからは、普段の食事量も減り、エクササイズとの相乗効果でウエストや太もも、ふくらはぎなども細くなってきました。

もう一つのデトックス効果とは、体内に蓄積した有害物質(毒素、老廃物とも呼ばれる)を排出する効果のことです。普段飲み食いすることによって、私たちの内臓には、有害物質が取り込まれます。それが内臓で処理しきれなくなると、今度は脂肪に有害物質が蓄積されるようになります。プチ断食で内臓を休ませてあげることによって、内臓の機能が回復し、有害物質がうまく排出されるようになるそうです。

このプチ断食以外にホットヨガで整腸を促すポーズをとったり、汗をかいたり、深呼吸をすることによって、このデトックス効果はさらにアップするのではないかと思います。ホットヨガを初めてから、顔のシミが薄くなったり、肌に透明感が戻ったり、年と共に蓄積する毒素を排出して、若返りとまではいかなくとも、加齢にブレーキがかかったような気がします。

あとは、自分が好きな女優さんや俳優さん、セレブなどの写真をいつも見て、自分も必ずこうなれると暗
示をかけて、毎日激励することです。

 

 飲みすぎ食べ過ぎを控え、適度に汗をかくことで、アンチ・エイジングを実践しましょう。

関連記事:

【読書メモ】食べない健康法
http://ikujipapanolifehack.blog90.fc2.com/blog-entry-868.html

朝食抜き&空腹で健康・長寿に?「食べすぎ病」ががん・糖尿病・高血圧等の原因に
http://news.livedoor.com/article/detail/10658620/
一般に、「1日3食ではないと体に悪い」「とくに朝食はしっかり食べる必要がある」などという指導がなされている。しかし今、40~74歳の男性の2人に1人がかかっている「メタボ」(メタボリック症候群)は、高脂血症、高血糖、高血圧(腹囲が85センチメートル以上の男性、または90センチメートル以上の女性)など「高」のつく、「食べすぎ病」である。
「メタボ」の該当者は将来、心臓発作(心筋梗塞)や脳卒中をはじめ、種々の生活習慣病を発症しやすく、医療費高騰の一大要因になるという。そのため国はその対策として、2008年4月1日からいわゆる「メタボ健診」をスタートさせた。
 
昔の日本人のように、日没とともに就寝し、日の出とともに起床して朝飯前の一仕事、例えば農作業などの肉体労働をした後で、ご飯に味噌汁、つけ物などの「粗食」をとることは、必要だったであろう。
しかし、現代人は、遅くまで仕事をし、それからお酒を飲みながら食事をするという人が多い。パーティや宴会などがあると、その後の二次会に参加して、またアルコールを口にし、仕上げにラーメンなどを食べて帰宅し、夜12時前後にやっと就寝するということも少なくないだろう。そして、翌朝6時前後に起床して出勤の準備をするわけだが、その時にはまだ胃袋に食物が残っていて、「朝食を食べたくない」という人も多い。
にもかかわらず「朝食はしっかり食べないと健康に悪い」という一般論に呪縛され、胃袋に無理して朝食を詰め込む人が少なくない。その結果、過食になり、高脂血症、高血糖(糖尿病)、痛風、高血圧、がんなどの生活習慣病で苦しむことになるのだから、笑止千万だ。
第二次世界大戦が終結した1945年のヨーロッパや日本では、食糧不足に陥り、多くの人が空腹を余儀なくされた結果、その年の生活習慣病の罹患率が、過去最低を記録したことは、統計が明確に表している。日本でも、「腹八分に病なし、腹十二分に医者足らず」という格言がある。
この40年間で、医師数は13万人から31万人に増加し、医療技術も格段に進歩した日本で、がん死者数は13万人から36万人に増加し、高血圧、高脂血症、糖尿病(予備軍を含む)、痛風に悩む人が、それぞれ約5000万人、3300万人、2200万人、100万人も存在する。その大きな要因のひとつが、「食べすぎ」にあるのは間違いない。
 
●サーチュイン遺伝子
 エジプトのピラミッドの墓碑銘に、英訳すると次のような文が書かれていたという。
「Man lives on 1/4 of what he eats, the other 3/4 lives on his doctor」
(人は食べる量の1/4で生きている。残りの3/4は医者が食べている)
エジプトの貴族たちの朝の挨拶は、「吐きますか、汗を出しますか」だった。つまり「食べすぎ」と「運動不足」の害を知っていたことになる。
エジプト文明にかぎらず、古代ローマ、古代ギリシャの文明は、その頂点を極めた後に衰退していった。その要因はいくつかあげられているが、その中の大きな要因として病気(ペスト、疱瘡、麻疹)の蔓延があげられる。
どんな病気でも、ある程度以上重症化すると、必ず「食欲不振」と「発熱」を伴う。「食欲不振」「発熱」により、免疫力を上げて病気を治そうとしているわけだ。よって、逆に「食べすぎ」「冷え」は、病気の二大要因になることがわかる。
「空腹」は、サーチュイン(長寿)遺伝子を活発化させ、健康長寿に導いてくれることを、米マサチューセッツ工科大学のL・ガランテ教授が2000年に発見している。空腹の時は、胃からグレリンというホルモンが分泌されて脳の海馬領域の血行をよくし、記憶力が増し、頭が冴えることもわかっている。
よって、「朝食を食べたくない人」は食べない、食べたい人でも「メタボ」など種々の病気で悩んでいる人は「食べない」で「空腹の時間をつくる」とよい。どうしても食べないと力が出ない人は、「紅茶に黒糖かハチミツを入れて飲む」「チョコレートをつまむ」などすることによって糖分を補うとよい。何しろ脳をはじめ人体を構成する60兆個の細胞の活動源は、ほぼ100%糖に依存しているのだから。
朝食を「食べない」「お茶(に梅干しを1個)」「ハチミツ又は黒糖入りの紅茶」などにしたことで、「半年で10キログラムやせた」「糖尿病がよくなった」「血圧が下がった」「酒に強くなった」などという喜びの声を寄せてくれた患者さんは多数いらっしゃる。
「やってみて調子がよい」ことを条件(前提)に、ぜひ1回試されるとよい。
(文=石原結實/イシハラクリニック院長、医学博士)

注:「Man lives on 1/4 of what he eats, the other 3/4 lives on his doctor」
(人は食べる量の1/4で生きている。残りの3/4は医者が食べている)という訳は意味はあっているのですが、表現がわかりにくいというか勘違いされやすいと思います。私が訳すとしたら、
「人は、今の1/4の食事量で生き続ける、残りの3/4は、医者の糧となる。」とします。
つまり、人は、今食べている1/4の量で十分生きて行けます。でも、人が残りの3/4を食べ過ぎているせいで、病気になり、医者にかかってしまい、医者が儲かるということです。




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